こんにちは、shimashima(しましま)です。
仕事でクライアントから会社のロゴ制作を頼まれたので、ためしに「CloudWorks(クラウドワークス)」で、ロゴ制作をしてみました。
「CloudWorks(クラウドワークス)」での発注形態として、「プロジェクト形式」と「コンペ形式」があります。
「プロジェクト形式」は、
みたいに挙手制でプロジェクトの参加者を決めて、その中からパートナーを選定して、進めていくというやり方。
「コンペ形式」は、
みたいな形で、実際のアウトプットを出してもらって、その中から作品を選ぶ方法ですね。
ロゴの制作の様なものは、アウトプットが大事なので、コンペ形式で良いと思います。
「CloudWorks(クラウドワークス)」でのロゴ制作費用は、いくらぐらいでしょうか?
費用は2万円~となっています。
(2万円以下でもできる様ですが、やったことないので分かりません。)
僕は、これまで数回ロゴの制作を依頼しましたが、エコノミーの2万円コースで、十分でした。
金額が高い方がクオリティも比例して高くなるとは思うので、スタンダードの5万円や、プレミアムの8万円もやってみたいですが、ロゴの制作に5万以上払ってくれる企業は大手企業ぐらいではないでしょうか。
エコノミーで予想の提案数が20件、プレミアムだと100件となっていますが、僕の経験上、エコノミーでも30件程度の提案はあります。
その他、オプションで急募枠であったり、期間延長だったり、目立たせるオプションなどありますが、付けたことはありません。
そして、エコノミーでオプション無しで2万円(消費税込みだと2.2万円)ですが、それ以外は掛かりません。
仕事を依頼する側は、成果報酬額のエコノミーの2万円のみで、ClowdWorksの利用料や手数料は不要です。
仕事を請ける方が手数料を取られる仕組みの様です。
ロゴ制作の依頼の方法ですが、「CloudWorks(クラウドワークス)」の発注登録画面で、テンプレート化されているので、屋号やロゴに含んで欲しい文字などを、それに合わせて記入していくので、簡単です。
このような形で、ロゴのイメージを選択して伝えられますが、ワードとエンブレムは分かりますが、ピクチャーロゴとシンボルロゴの違いなど、やや困ります。
正直なところ、ロゴイメージを指定しても、提案されるロゴに反映されているかと言えば、微妙です。
この色の選択は重要です。
大体、会社のカラーは決まっているので、色は指定しておいた方が良いです。
またカラーコードや、赤と言っても濃淡があるので、その説明を追記事項に書いた方が良いです。
このような形でロゴに入れて欲しい文字や、イメージ、色、テキストなら屋号は日本語のままが良いのか、アルファベットでも良いのか等を記載して、依頼の登録をすれば完了です。
どんなロゴの提案が来るのか、気になりますね。実際のロゴの提案例です。
すべてぼかしをいれたので、どんなものかは分からないと思いますが、質は良いものもあれば、悪いものもあるというところでしょうか。
早ければ、募集開始から数時間で来るものもあるので、クリエイターの皆さんはある程度、ストックを持っていて、ストックの中からロゴに合いそうなデザインとテキストを組み合わせているんだと思います。
ロゴ制作の依頼のところで簡単に触れましたが、こちらが選択して依頼したロゴのイメージは、ほとんど反映されません。
きっと、上記の通り、自分のストックから出しているから、とりあえず作って出しておけ的なものもあるのも事実です。
上記の提案の右上の様に、この場合は赤を指定しているのに、緑で出してきたりする人もいます。
こちらの依頼文をしっかり読んでいる人と、読んでいない人の差がはっきりと出ます。
ちょっと愚痴めいたネガティブな情報が多かったですが、エコノミープランでもしっかりとした提案は出てきますので、安心してください。
実際、今まで依頼したものは、なにかしら選定して、しっかりロゴとして使用していますからね。
最後に進め方で気をつけたいことを解説します。
期限はあるようで無い。
プランやオプションで変わるかもしれませんが、募集期間は2週間で、その後1週間で決定する必要があります。
となってしまうのです。
僕の場合は、クライアントが最終的にいるので、いくら僕が良くても、クライアントからNGを出されたらおしまいです。
他の提案で気に入るものがあれば、救われますが。
だから、1週間経った時点で、大枠で選定しておく必要があります。
選定したものが、ほぼイメージに近ければ、その提案者に細部の変更修正の依頼をすれば良いです。
選定したものが、まだイメージから遠ければ、それをベースに依頼内容の修正をして、提案されるロゴの方針の補正をかけることができます。
2週間の期間があっても、1週目でほぼほぼ方針決定をする事、これが大事です!
イメージ案は2,3案出した方が良い。
手書きのイメージのスケッチや、他社のロゴのイメージなど、あらかじめ依頼する側がロゴのイメージを抱いている場合があります。
この場合、添付ファイルや参考URLを依頼に貼り付けて、提案者へイメージの共有をでき、イメージしたものに近いロゴが集まりやすいです。
これはこれで、とてもすばらしいことですが、どの依頼もすべて似てしまうデメリットもあります。
もうこのロゴしかない!と決まっているのなら良いのですが、他の提案も少しは見てみたいという時には、使えません。
その場合は、イメージしたロゴ以外にも、別のイメージで「こんなものも提案してもらえると助かります」という形で依頼に付け足しておくと、イメージ通りのものと、違った雰囲気のロゴの提案のバランスが取れます。
ロゴやイラストの制作のときに、デザイン制作会社に頼む以外に「CloudWorks(クラウドワークス)」での仕事の依頼も検討してみたら、いかがでしょうか。